計測と判定 — どちらが近いかを決める

どちらのボールがジャックボールに近いか目で見てわからないときは、審判がメジャーやキャリパーで距離を測って決めます。選手が計測を求めるとき、計測に立ち会うとき、判定に納得できないときの決まりと、測るときのコツを紹介します。

どちらのボールがジャックボールに近いか、目で見てわからないときは、審判がメジャーやキャリパーなどの道具で距離を測って決めます。

選手は、自分の番のときに、審判に計測を求めることができます。判定に納得できないときにも、決められた手順があります。

どんなときに測るのか

ボッチャでは、ボールどうしがとても近くに集まることがあります。目で見ただけでは、どちらが近いか決められないこともあります。

そのようなときは、審判が道具を使って測ります。測る道具には、次のようなものがあります。

  • メジャー:巻き尺。ボールどうしの距離を測る
  • キャリパー:ボールどうしの距離を比べる道具
  • 隙間ゲージ:とても近いボールどうしのすき間を確かめる
  • ライト:とても近いボールどうしに光を当てて、すき間を確かめる

選手が計測を求めるとき

審判が投げる合図を出したあと、投げる側の選手は、今の点数を尋ねたり、計測を求めたりすることができます。ボールの位置を確かめるために、コートの中に入ることもできます。

ただし競技規則では、「相手のどのボールがジャックボールに近いか」のように、ボールの位置についての質問には、審判は答えません。自分で見て確かめるか、計測を求めることになります。

エンドが終わって点数を決めるときに計測が必要な場合は、審判が両方の選手(ペア戦やチーム戦ではキャプテン)を呼んで、目の前で測ります。

判定に納得できないとき

競技規則では、判定に疑問があるときの手順も決められています。

  1. 見逃しや判定の誤りがあったと感じたら、選手やキャプテンは、その場で審判に知らせて説明を求める。このとき、持ち時間の時計は止まる
  2. さらに、審判長に判断を求めることができる
  3. 審判長の判断が最終的な決定になる。それ以上の抗議はできない

審判長の判断には、試合の映像は使いません。

フレンドリーマッチ版には、こうした手順の決まりはありません。規則にない場面は、競技規則を参考にして、大会の主催者が判断します。

正確に測るためのコツ

地域の運営・審判向けのガイドでは、計測のコツとして次のような方法が紹介されています。

  • 選手から、測っている様子が見える位置で測る
  • 両ひじと両ひざを床について体を安定させ、ボールを動かさないようにする
  • ボールどうしの、いちばん近いところの距離を測る
  • 距離がわからないほど近いときは、隙間ゲージやライトで確かめる
  • ボールがラインに触れているかは、薄い紙を床との間に差し込んで確かめる

測るのにじゃまなボールを一時的に動かすときは、両方のキャプテンの立ち会いのもとで元の位置を確認し、同意を得てから動かします。測り終えたら、元のだいたいの位置に戻します。

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出典・参考資料

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