ボッチャの点数は、エンドごとに数えます。点を取るのは、ジャックボールにいちばん近いボールを持つ側だけです。
点数は、相手のいちばん近いボールよりも、ジャックボールの近くにある自分のボールの数です。1球につき1点になります。
数え方は3つの手順で
エンドの点数は、次の順番で確かめるとわかりやすくなります。
- ジャックボールにいちばん近いボールを見つける。そのボールの色の側が、このエンドで点を取る
- 点を取れなかった側のボールのうち、ジャックボールにいちばん近いものを見つける
- 2のボールよりもジャックボールの近くにある、点を取る側のボールの数を数える。その数が点数になる
点を取れなかった側は、そのエンドは0点です。
例で確かめてみよう
ジャックボールに近い順に並べて考えてみます。
- 近い順に「赤・赤・青…」のとき:赤が2点、青は0点
- 近い順に「青・赤…」のとき:青が1点、赤は0点
- 近い順に「青・青・青・赤…」のとき:青が3点、赤は0点
どの形式でも、1つの側が1エンドに投げるボールは6球です。そのため、1エンドで取れる点は最大で6点になります。
間違えやすいところ
いちばん間違えやすいのは、相手のボールより遠くにある自分のボールは数えないという点です。
たとえば、近い順に「赤・青・赤・赤」と並んでいるとします。赤のボールは3球ありますが、青のボールより内側にあるのは1球だけです。そのため、このエンドは赤の1点です。
自分のボールが何球ジャックボールの近くにあっても、相手のいちばん近いボールより外側にあるボールは、点になりません。
同じ距離に並んだとき
赤と青のボールが、ジャックボールからまったく同じ距離に並んでいて、それより近いボールがないことがあります。このときは、同じ距離にあるボール1球につき、それぞれの側に1点が入ります。
たとえば、いちばん近いところに赤と青が1球ずつ同じ距離で並んでいれば、赤1点、青1点です。
目で見てわからないときは
どちらが近いか、目で見てわからないこともあります。そのときは、審判がメジャーなどの道具で距離を測って決めます。
大会では、審判が点数を示したあと、選手やキャプテンも点数が正しいかを確かめます。測り方の手順は、「計測と判定」で紹介します。
合計点で勝ち負けが決まる
すべてのエンドが終わったら、各エンドの点数を合計します。合計点が多い側の勝ちです。
合計点が同じときは、勝ち負けを決めるための投球を行います。この投球の結果は、試合の合計点には加えません。やり方は試合の形式や規則によって違うので、「エンド数と試合形式」で説明します。
なお、競技規則には、相手の反則によって与えられる「ペナルティボール」で点が加わる決まりもあります。くわしくは「反則とペナルティ」で説明します。
次に読む記事
- ボッチャとは? ルールはシンプル、作戦は奥深いスポーツ
- エンド数と試合形式(個人・ペア・チーム) — エンドの数と同点のときの決め方
- 計測と判定 — どちらが近いかを決める方法
学習記事の一覧はボッチャを知るにまとめています。
