ボッチャの持ち時間は、1投ごとではなく、1エンドごとに決まっています。1つのエンドで自分の側のボールをすべて投げるための時間を、自分のペースで使います。
持ち時間の長さは、使う規則や種目、クラスによって違います。ここでは、時計の動き方から、時間を超えたときの扱い、タイムアウトまでを見ていきます。
時計が動くのは、自分の番のときだけ
持ち時間は、自分の側が投げる番のときだけ減っていきます。
- 動き出すとき:審判が、次に投げる側を示したとき
- 止まるとき:投げたボールがコートの中で止まった瞬間、またはコートの外に出た瞬間
ジャックボールを投げる時間も、持ち時間に含まれます。
残り時間は、計時係が「1分」「30秒」「10秒」と声に出して知らせ、時間になると「タイム」と伝えます。審判も、同じ言葉をくり返して選手に知らせます。
持ち時間の長さ
選手権大会で使う競技規則では、種目とクラスごとに、1エンドあたりの持ち時間が決まっています。
- 個人戦 BC1:4分30秒
- 個人戦 BC2:3分30秒
- 個人戦 BC3:6分
- 個人戦 BC4:3分30秒
- 個人戦 OP立位・OP座位:3分30秒
- ペア戦 BC3:1ペアで7分
- ペア戦 BC4:1ペアで4分
- チーム戦 BC1・BC2:1チームで5分
ランプを使うBC3のクラスは、ほかのクラスより長く設定されています。
国内の特定の大会で使うフレンドリーマッチ版では、持ち時間は大会の主催者が決めます。日本ボッチャ協会が主催する大会では、個人戦は1エンド4分、ペア戦とチーム戦は1つの側で1エンド5分が標準です。ランプを使う個人戦の選手については、主催者が状況に合わせて柔軟に決めてよいことになっています。
時間を超えたら
持ち時間がなくなった時点でまだ投げていないボールは、そのエンドでは使えなくなります。
競技規則では、時間を過ぎてから投げたボールは、審判がほかのボールに当たる前に止めて取り除きます。ランプを使うBC3の選手の場合は、ボールがランプを転がり始めた時点で、投げたものとみなします。
時計が止まるとき・タイムアウト
競技規則では、次のようなときに時計を止めます。
- 判定について話し合いや混乱が起きたとき
- 通訳のために試合を中断するとき
また、競技規則には2種類のタイムアウトがあります。
- メディカルタイムアウト:選手や補助する人が、深刻な体調不良になったときに取る。10分間で、1試合に1回
- テクニカルタイムアウト:試合中に車いすやランプなどの競技用具が壊れたとき、修理や交換のために取る。10分間で、1試合に1回
フレンドリーマッチ版には、タイムアウトの決まりはありません。規則にない場面は、競技規則を参考に、大会の主催者が判断します。
エンドとエンドの間の時間も、競技規則では最長1分と決まっています。
地域で楽しむときは
地域の体験会や練習会では、時間を計らずに楽しむこともあります。地域の運営ガイドの中にも、地域で行うときは計時をしない場合もあると紹介するものがあります。
時間を計るときは、キッチンタイマーやスマートフォンのタイマーでも十分です。フレンドリーマッチ版でも、計時の道具としてキッチンタイマーや専用のアプリが挙げられています。
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