2026年9月26日と27日、神奈川県川崎市のカルッツかわさきで「第6回ボッチャオープンチャンピオンシップ」が開かれ、OP座位とOP立位の男女、4つのクラスで日本一が決まりました。
「OP座位」「OP立位」と聞いても、ピンとこない人も多いかもしれません。大会の結果とあわせて、どんなクラスなのかを紹介します。
第6回ボッチャオープンチャンピオンシップとは
日本ボッチャ協会が主催する、日本独自のオープン(OP)クラスの日本一を決める大会です。個人戦で、OP座位とOP立位を男女に分けて行います。
出場する選手は年々増えていて、今回からは全国4つのブロックで予選会が開かれました。予選会には過去最大級の195人がエントリーし、勝ち上がった選手と前回大会でシード権を得た選手の、合わせて64人が本大会に出場しました。
本大会では、各クラスが4人ずつ4つのプールに分かれてリーグ戦を行い、勝ち上がった4人が準決勝からの決勝トーナメントで日本一を争いました。
4つのクラスを制した選手たち
- OP座位男子:大野凌弥(豊田市ボッチャ協会)。2年ぶりの優勝です
- OP座位女子:樋口瑠菜(大阪ボッチャ協会)。2大会続けての優勝です
- OP立位男子:倉淵サミール(T,Bictory)。前回は準決勝で敗れ、今回が初めての優勝です
- OP立位女子:小西麻衣(トヨタループス)。5大会続けての優勝です
女子は、OP座位とOP立位のどちらも、前回の優勝者が再び頂点に立ちました。
「OP座位」「OP立位」とは?
パラリンピックのボッチャは、障がいの種類や程度によって、BC1からBC4までの4つのクラスに分かれています。
オープン(OP)クラスは、身体障害者手帳を持つ肢体不自由の選手のうち、BC1〜BC4に当てはまらない選手のために作られた、日本独自のクラスです。
クラスは、投げるときの姿勢で分かれます。座って投げる選手がOP座位で、車いすを使うかどうかは問いません。立って投げる選手がOP立位です。
優勝した4人は JAPAN CUP へ
この大会は個人戦ですが、OP座位男子・OP座位女子・OP立位男子・OP立位女子の各優勝者4人には、BOCCIA JAPAN CUP 2027本戦への出場権が与えられます。
4人はJAPAN CUPでは1つのチームを組んで出場します。個人戦で決まった4人の日本一が、今度はチームとして全国大会に挑むことになります。
日本のボッチャを知る入口に
ボッチャには、パラリンピックで行われるBC1〜BC4だけでなく、国内のOP座位・OP立位のクラスもあります。今回から全国4ブロックで予選会が行われ、各地から本大会を目指す選手が参加しました。
この大会は観戦無料で開かれました。テレビやパラリンピックで見るボッチャとは、また違った国内の競技の広がりを知るきっかけになります。
情報の確認について
この記事の情報は、2026年10月1日に確認しました。大会の概要と結果は、日本ボッチャ協会の大会ページ、開催要項、大会結果のお知らせをもとにしています。
選手名と所属は、日本ボッチャ協会の発表の表記どおりです。JAPAN CUP 2027 の日程は開催予定で、変わることがあります。
ボッチャをもっと知る
- クラス分け(BC1〜BC4)とは
- ボッチャの試合は、こうやって進みます
- 観戦のたのしみ方 — どこを見ると面白いか
- エンド数と試合形式(個人・ペア・チーム)
学習記事の一覧はボッチャを知るにまとめています。
