ボッチャの試合は、「エンド」と呼ばれる区切りをくり返して進みます。1つのエンドでは、白いジャックボールを投げたあと、ジャックから遠い側が次に投げるというやり方で、ボールを投げ合います。
すべてのエンドが終わったら、合計の点数が多い側の勝ちです。ここでは、試合の始まりから終わりまでを順番に見ていきます。
試合の前に、赤と青を決める
試合を始める前に、どちらが赤のボールを使い、どちらが青のボールを使うかを決めます。
公式の大会では、審判がコイントスを行い、勝った側が赤か青を選びます。大会によっては、ジャンケンやくじ引きで決めることもあります。
エンドのはじまりは、ジャックボールから
1つ目のエンドは、赤の側から始めます。まず、目標になる白いボール(ジャックボール)をコートに投げます。
ジャックボールを投げた人が、続けて自分の色のボールを1球投げます。これで、比べる相手になる最初のボールがコートに入りました。
次に投げるのは、ジャックから遠い側
ここからが、ボッチャならではの決まりです。次に投げるのは、ジャックボールから遠いボールの側です。
たとえば、こんな流れになります。
- 赤がジャックボールを投げ、続けて赤のボールを1球投げる
- 次は、まだボールを投げていない青が投げる
- 青のボールが赤より遠かった。まだ青が遠いので、青がもう1球投げる
- 今度は青が赤より近くに寄せた。遠くなったのは赤なので、次は赤が投げる
- これを、持っているボールがなくなるまで続ける
3のように、相手より近づけるまで、同じ側が続けて投げることもあります。 ジャックボールに近いボールが入れ替わるたびに、投げる側も入れ替わる、と覚えておくとわかりやすいでしょう。
どちらかが持っているボールを投げきったら、もう一方が残りのボールをすべて投げます。赤と青が交互に1球ずつ投げるわけではありません。
相手が投げている間は、邪魔にならない位置で、静かに待ちます。
投げ終えたら、そのエンドの点数が決まる
赤と青の両方がすべてのボールを投げ終えたら、そのエンドの点数を出します。ジャックボールにいちばん近いボールを持つ側が点を取ります。
点数が決まったら、そのエンドは終わりです。次のエンドでは、ジャックボールを投げる側が交代します。
最後に、合計点で勝ち負けが決まる
決められた数のエンドをくり返し、最後のエンドが終わったら、それぞれのエンドの点数を合計します。合計点が多い側が勝ちです。
合計点が同じだったときは、勝ち負けを決めるための方法が用意されています。エンドの数や同点のときの決め方は、試合の形式によって違います。
次に読む記事
試合の流れがわかったら、それぞれの決まりをくわしく見ていきましょう。
- コートとボールの基本 — コートの名前と役割
- 次に投げるのはどっち? 投球順のルール — 同じ距離のときなど、くわしい決まり
- 得点の数え方 — 点数の数え方を具体的に
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