ボッチャのいちばんの魅力は、年齢や体力、障がいの有無に関係なく、同じコートで本気の勝負ができることです。ルールはすぐに覚えられるのに、やればやるほど奥が深くなります。
どんな競技かを先に知りたい方は、ボッチャとは?をご覧ください。
力の強さで、勝負が決まらない
ボッチャで勝敗を分けるのは、力の強さではありません。ねらった場所にボールを止める正確さと、どこに投げるかを考える作戦です。
そのため、子どもと大人、孫と祖父母が、同じルール・同じコートで勝負できます。子どもから高齢者まで、障がいのある人もない人も、ハンデなしで一緒に楽しめます。
武蔵野市ボッチャ協会では、この魅力を「ちからより、作戦と協力のスポーツ」という言葉で伝えています。
ルールは、その日のうちに覚えられる
ボッチャは、ボールさえあれば始められます。最初に覚えるのは、白いボールに自分のボールを近づける、ということだけです。
ルールが簡単なので、長い説明を待たずにプレーを始められます。たとえば、ある団体の45分の体験講習会では、ルールの説明は5分ほどで、30分をミニゲームにあてています。
はじめて参加したその日に、試合の楽しさまで味わえるのも、ボッチャの魅力です。細かい決まりは、プレーしながら少しずつ覚えていけば大丈夫です。
最後の1球まで、わからない
ボッチャは、1球投げるたびに展開が変わる頭脳戦です。有利に見えていた局面が、相手の1球でひっくり返ることもあります。
パラリンピック日本代表として活躍する廣瀬隆喜選手は、「最後の最後まで勝敗が決まらない」ことをボッチャの魅力に挙げています。
プレーしていなくても、この駆け引きは見ているだけで楽しめます。
自分で考えて、自分で決める
ボッチャでは、どこをねらい、どんな球を投げるかを、選手自身が決めます。
ボールを投げることが難しく、ランプという補助具を使う選手も同じです。ランプを動かすのは補助する人ですが、どこをねらうかを指示するのは選手本人です。大会の規則では、補助する人は、プレー中にボールを投げる先のエリアを見てはいけません。
ボッチャの杉村英孝選手は、ボッチャを「自己選択」と「自己決定」の競技だと表現しています。自分の考えを、自分のプレーで表現できる。これも、ボッチャならではの面白さです。
ペアやチームの試合では、誰がどの球を投げるかを仲間と相談して決めます。一人で考える楽しさに、仲間と作戦を立てる楽しさが加わります。
遊びから、全国の舞台まで
ボッチャは、気軽な遊びとしても、本格的な競技としても楽しめます。
体験会は、ショッピングモールや学校など、身近な場所で開かれています。はじめての方は、まず体験会で実際にボールを投げてみるのがおすすめです。
競技として打ち込む道もあります。国内にはジャパンカップや全国ボッチャ選抜甲子園、全国障害者スポーツ大会など、さまざまな大会があります。大会ごとに対象や参加の条件は異なります。そして、ボッチャはパラリンピックの正式種目でもあります。
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