観戦のたのしみ方 — どこを見ると面白いか

ボッチャの観戦は、次の1球で何をねらうかを予想しながら見ると面白くなります。次に投げる側と残りのボール、点差、クラスごとの見どころ、会場と配信での楽しみ方、観戦のマナーを紹介します。

ボッチャの試合は、「次の1球で何をねらうのか」を予想しながら見ると、ぐっと面白くなります。1球ごとに展開が変わる頭脳戦なので、ルールを少し知っているだけで、見どころがたくさん見えてきます。

国内の大会は、基本的に無料で観戦できます。インターネットの配信でも見られます。

まずは、次に投げる側を見る

試合中、審判は赤と青の指示板を上げて、次に投げる側を示します。ボッチャでは、ジャックボールから遠い側が次に投げるので、同じ側が何球も続けて投げることがあります。

同じ側が投げ続けているときは、まだ相手より近くに寄せられていない場面です。1球で相手より近づけられるか、注目してみましょう。

それぞれの側が何球ボールを残しているかも見ておくと、この先の展開が予想しやすくなります。

1球の意味を予想する

ボッチャの1球には、それぞれねらいがあります。ジャックボールに寄せるのか、相手のボールに当てて動かすのか、相手が近づけないように道をふさぐのか。

選手が構えたら、「次はどうするだろう」と予想してみましょう。予想が当たっても外れても、選手の考えに近づけるはずです。

ねらったところにぴたりと止まる1球や、形勢がひっくり返る1球は、観戦のいちばんの見せ場です。

点差とエンドを見る

試合は、いくつかのエンドをくり返し、最後に合計点が多い側が勝ちます。会場では、各エンドの点数がスコアボードに表示されます。

どちらが何点リードしているのか、あと何エンド残っているのかを確かめておきましょう。終盤になるほど、1球の重みが大きくなっていきます。

クラスや種目ごとの見どころ

ランプを使うBC3のクラスでは、選手がランプの向きや高さを細かく指示する様子に注目です。大会の規則では、補助する人は選手の指示どおりにランプを動かすだけで、ボールを投げる先のエリアを見てはいけません。ねらいを決めているのは、選手本人です。

ペア戦やチーム戦では、誰がどの球を投げるかを仲間と相談して決めます。仲間どうしの声のかけ方やうなずき合いにも、作戦が表れます。

どのクラスでも、作戦を実行するための技術と、最後まで途切れない集中力が見どころです。

会場で見る、配信で見る

会場で見るなら、日本ボッチャ協会のサイトで会場を確認して、当日そのまま行くことができます。大会によっては、体験会やグッズの販売、飲食のお店が出ることもあります。

配信で見るなら、日本ボッチャ協会の公式YouTubeやInstagramで、大会のライブ配信が行われています。過去の試合を見返すこともできます。解説を聞きながら見ると、選手を知らなくても見どころがつかめます。

会場で観戦するときは、次のマナーを守りましょう。

  • 選手への応援は大歓迎。ただし、選手が投げる動作に入ったら静かにする
  • フラッシュを使った写真撮影はしない
  • 公式の大会では、SNSなどでのライブ配信はしない

次に読む記事

学習記事の一覧はボッチャを知るにまとめています。

出典・参考資料

関連記事