ボッチャは、選手だけでなく、たくさんの人に支えられているスポーツです。試合を進める審判や計時係、選手のそばで補助するアシスタントやコーチ、そして地域でボッチャを広めるサポーターがいます。
選手としてプレーしなくても、ボッチャに関わる道はいくつもあります。
試合を進める人たち
大会の試合は、次のような人たちで進められます。
- 審判:次に投げる側を、赤と青の指示板で示す。エンドが終わるたびに、得点を示す
- 線審:審判を助ける人。気づいたことがあれば合図を送り、審判に知らせる
- 計時係(タイマー):持ち時間を計り、「1分前」「30秒前」などと残り時間を読み上げる
- スコアラー:審判が数えた得点を記録する
大会全体では、審判長や技術代表が、判断の難しい場面の裁定や、運営の最終的な判断を担います。
選手のそばで支える人たち
選手の近くで、プレーを支える人もいます。
- スポーツアシスタント:選手を補助する人。選手の指示を受けて、車いすの位置を整えたり、ボールを渡したりする
- ランプオペレーター:ランプという補助具を使う選手を補助する人。選手の指示どおりにランプを動かす。大会の試合中は、ボールを投げる先のエリアを見てはいけない
- コーチ:選手を支える人。大会では、1つのサイドにつき1人がコートに同行し、決められたコーチ席に座る
大会の試合中は、選手と補助する人、コーチが自由に会話することはできません。選手が車いすの移動やボールの受け渡しを頼むときや、投げたあとに褒めたり励ましたりするときなどに限られています。
補助する人は、プレーの判断には関わらず、選手が自分で決めたプレーを支えます。
ボッチャを広める人たち
体験会や地域の大会を開くには、選手以外にもたくさんの人の手が必要です。
そうした場を支える役割のひとつが、ボッチャサポーターです。サポーターは普及員とも呼ばれ、地域でボッチャを広めたり、盛り上げたりする活動を支えます。
サポーターの講習会では、ボッチャの基本を学ぶだけでなく、どうすれば楽しめるかを参加者どうしで考え、実際にやってみます。面白さの伝え方や、参加する人とのコミュニケーションの取り方にも重点が置かれています。
関わり始めるなら、講習会から
日本ボッチャ協会は、ボッチャに関わる人を育てるために、指導、審判、クラス分け、普及など、目的別の講習会を開いています。
最初に受けるのは、サポーター講習会です。そこから、次のような講習や研修へ進む道があります。
- 審判員の講習(養成講習や、経験者向けのフォローアップ講習)
- コーチの講習
- クラス分けに携わる人の研修
開催の予定や受講の条件は、日本ボッチャ協会のサイトで確認できます。
次に読む記事
- ボッチャとは? ルールはシンプル、作戦は奥深いスポーツ
- 審判のやり方とハンドサイン — 審判の進め方と合図
- ランプを使った投球の基本 — ランプ投球はどう成り立つか
- 体験会・イベントの開き方 — 地域で体験会を開くには
学習記事の一覧はボッチャを知るにまとめています。
