ボッチャの用語集

エンド、ジャックボール、Vライン、ランプオペレーター、ボール除去、アプローチやプッシュなど、ボッチャでよく使う言葉の意味をまとめました。競技の用語と、練習や指導の場で使われる投げ方の呼び名を分けて紹介します。

ボッチャでよく使う言葉を、種類ごとにまとめました。わからない言葉が出てきたときに、ここで確かめてください。

競技やコートの用語は、日本ボッチャ協会の競技規則にもとづいています。投げ方の呼び名は、公式のルールで決められた言葉ではなく、練習や指導の場で使われている言葉です。

試合の用語

  • エンド:赤と青の両方が、すべてのボールを投げ終わるまでの、試合のひと区切り。試合は、エンドをくり返して進む
  • サイド:対戦する赤の側と青の側。個人戦は1人、ペア戦は2人、チーム戦は3人で1つのサイドになる
  • ジャックボール:目標になる白いボール。単に「ジャック」とも呼ぶ
  • カラーボール:赤と青のボール。ジャックボールに近づけるために投げる
  • アウトボール:コートの外に出たボールや、反則で取り除かれたボールなど、そのエンドで使えなくなったボール。競技規則では「デッドボール」とも呼ぶ
  • ファイナルショット:合計点が同じときに、勝ち負けを決めるための投球。フレンドリーマッチ版では、それぞれ1球ずつ投げて決める

コートの用語

  • コート:外側のラインで囲まれた範囲。選手が投げる場所も含む
  • プレイングエリア:コートのうち、ボールを投げ入れる範囲。選手が投げる場所は含まない
  • スローイングボックス:選手がボールを投げるときに入る区画
  • スローイングライン:選手は、この線の後ろからボールを投げる
  • Vライン:コートを横切るV字の線。ジャックボールは、この線を完全に越えないと有効にならない
  • クロス:プレイングエリアの真ん中にある、十字の印。ジャックボールを置き直すときなどに使う

人と役割

  • 審判:試合を進める人。次に投げる側や、エンドの点数を示す
  • スポーツアシスタント:選手を補助する人。車いすの位置を整えたり、ボールを渡したりする
  • ランプオペレーター:ランプを使う選手を補助する人。選手の指示どおりにランプを動かす
  • コーチ:選手を支える人。大会では1つのサイドにつき1人、コートに同行できる
  • キャプテン:ペア戦やチーム戦で、サイドを代表する選手

用具と反則

  • ランプ:ボールを転がして投げるための補助具。ボールを投げることが難しい選手が使う
  • キャリパー・メジャー:ボールどうしの距離を測る道具。どちらがジャックボールに近いか、目で見てわからないときに使う
  • パドル:審判が、次に投げる側を示すために使う赤と青の板
  • ボール除去(リトラクション):反則をしたとき、そのボールをコートから取り除くこと
  • ペナルティボール:相手が反則をしたときに与えられるボール。そのエンドの最後に投げる

投げ方の呼び名

ここからは、練習や指導の場で使われている呼び名です。公式のルールで決められた言葉ではないため、人によって呼び方や意味が少し違うことがあります。ここでは、複数の指導資料に共通する意味で紹介します。

  • アプローチ:ジャックボールや、ねらった場所にボールを寄せる投げ方。もっとも基本になる
  • プッシュ:コートにある自分のボールやジャックボールを押して、さらに近づける投げ方
  • ヒット:コートにあるボールに当てて、じゃまなボールをどかす投げ方
  • ロブ(ロビング):ボールを転がさずに投げて、ねらったボールに上から直接当てる投げ方
  • ライジング:集まったボールの上に、乗り上げるように投げる投げ方

ほかにも、ボールに一度当てて向きを変える「クッション」、手前に落として跳ね上がらせ、ボールを越える「バウンド」という呼び名を使う指導者もいます。

次に読む記事

学習記事の一覧はボッチャを知るにまとめています。

出典・参考資料